日本のサイクリングコースの多くは、自転車専用というわけではなく、歩行者も同じコースを進みます。
信号や標識はありませんが、油断せずに安全を心掛けてサイクリングを楽しみましょう。今回は、自転車乗りが認める素敵なサイクリングコースを5つご紹介します。
多摩湖自転車道(東京都)
東京のおすすめサイクリングロードといえば、多摩湖自転車道です。
多摩湖周辺のサイクリングロードと多摩湖自転車道がつながっているため、比較的多くの人が、サイクリングロードを適度な距離と時間で楽しむことができます。多摩湖自転車道の特徴は、多摩湖まで一直線にサイクリングを楽しめる点です。
坂を上ったり下ったりすることなく、約10kmの道を一直線で走ります。時速20kmで走ったとしても、30分ほどで多摩湖に到着します。多摩湖周辺の走行距離は約13kmであるため、同じ速さで走れば40分ほどです。多摩湖自転車道は、コースのエリアによっては人が多い地域があります。そのときは徐行、停止を心掛けながら走行しましょう。多摩湖という自然を楽しみながらサイクリングができます。
入間川サイクリングロード(埼玉県)
距離は片道35kmで、医科大学総合医療センターから、黒須市民運動場までのサイクリングコースです。
このサイクリングコースは、比較的人は少なめです。しかし、コースのエリアによっては、道幅が狭くなっている箇所があるのでそのときは気を付けましょう。サイクリングコース沿いに休憩スポットがあるので、一息つきながら走行するのもよいでしょう。
また、ほぼ中間地点で、一度川越日高線(埼玉県道15号線)を渡らなければなりません。そのときに、入間川に対して左側の走行が右側に変わります。自動車も通る道路なので、交通ルールを守りながら走行してください。
芝川サイクリングロード(埼玉県)
スタートは足立区の農業公園から、ゴールは八丁橋までの約12kmです。
この辺りは住宅街ということもあり、自動車の通りも多いエリアもあります。そのため、何度か迂回しながら進まなければなりません。とかいえ、看板がかなり細かにあるので、サイクリングコースが非常に分かりやすくなっています。道が広いわけではありませんが、のどかな雰囲気を長々と味わいながら走ることができます。
境川サイクリングロード(神奈川県)
城山史跡がある場所から江の島まで約25kmのサイクリングロードです。
このサイクリングロードの特徴は名所と言われるところが多い点が魅力の一つでしょう。境川遊水地公園、飯田牧場、江の島などのスポットを一度のサイクリングで眺めながら楽しめ、休憩所としても利用できるコースです。また、ゴール地点の江の島からは、国道134号が広がっているので、さらにサイクリングを楽しみたい人は、湘南の浜辺を眺めながら走ることができます。
国道134号は平成27年に大型整備されたため、車の渋滞が緩和されました。そのため、サイクリングをしている人でも、安全に走行できます。境川サイクリングロードの名所観光、その後の湘南の海沿いをサイクリングで楽しみたい人は、ぜひ足を運んでみてください。
猪苗代湖サイクリングロード(福島県)
猪苗代湖を一周するコースなので、道を間違えることはほぼありません。時速20kmで移動すれば約2時間で一周することができます。のんびりと福島の山々と、湖の美しさに浸ることができるのが、このコースの魅力です。
ちなみに飲食をする休憩スポットが道中少ないので、注意しましょう。ところどころに、地下水の湧き水もあるので、これらの給水スポットも忘れないようチェックしてください。東北に寄った際は、自転車を借りて、このコースを楽しまれるとよいでしょう。
国営ひたち海浜公園(茨城県)
園内をサイクリングできる公園です。コース全長は約11kmあるので気軽にサイクリングできる距離でしょう。
サイクリングをしながらお花畑を楽しみたいという人にはおすすめのコースです。季節によって、さまざまな花を観ることができます。スイセン、チューリップ、ひまわりといった花がこの公園では特に楽しめます。いつ来ても、花に囲まれたコースでサイクリングができます。
まとめ
サイクリングをノンストップでし続けていると疲労もたまりますが、道中の観光スポットや名所を休憩所に、一息つくのもまた一つの楽しみです。常に同じ道をサイクリングする人が負担に感じる人は、気分を変えていつもと違ったコースを走ることをおすすめします。
自転車に乗る目的は、人それぞれありますが、共通して、車や歩行者に気を付けながら安全運転を心掛けてください。こうしたサイクリングに関するご相談がありましたら、お気軽に「サイクルメンテナンス&カフェWINDY」へ相談してみてください。